箱根 彫刻の森美術館

Fri, 08 Aug 2014 19:51:53 JST (3558d)
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箱根 彫刻の森美術館(はこね ちょうこくのもりびじゅつかん、英語表記:THE HAKONE OPEN-AIR MUSEUM)は、神奈川県足柄下郡箱根町二ノ平および木賀にある、野外彫刻を中心とした美術館である。特定公益増進法人である公益財団法人彫刻の森芸術文化財団が、姉妹館の美ヶ原高原美術館とともに運営している。

歴史 Edit

  • 1969年 - 開館(設計担当は彫刻家である井上武吉)
  • 1972年 - 箱根登山鉄道二ノ平駅が彫刻の森駅に改称
  • 2012年 - ファッションデザイナーの森英恵が館長に就任。

主な彫刻 Edit

  • ヘンリー・ムーア
  • マルタ・パン「浮かぶ彫刻」
  • 佐藤忠良
  • パブロ・ピカソ
    館内にはピカソの彫刻に関する展示物を展示する専門の展示室「ピカソ館」がある。

オープン・エアー Edit

日本初の野外美術館として知られる。敷地面積は約7万平方メートルと広く、芝生に彫刻を配置した「彫刻庭園」の形式を取っている。彫刻に触ることは禁止されており、芝生内にも一部を除いて立ち入ることはできない。

広告 Edit

フジサンケイグループ傘下の美術館であり、BSフジのオープニング番組「美術館の風に吹かれて」(毎日4:55 - 5:00)の映像にも使われている。かつてはフジテレビ(関東ローカル)の天気予報の際の背景として使用されたこともあり、バックにはジョージ・ウィンストンの『あこがれ/愛』(アルバム『オータム』に収録)が BGM に使われていた。フジテレビの歴代オープニング・クロージング映像(“愛のメッセージ”)や夕刊フジのテレビCMや美ヶ原高原美術館とセットで放送開始・終了前のCMにも使用されていた。1980年代はじめに放送されたひらけ!ポンキッキなどのロケにも比較的多く登場していた。

なお、本美術館の駐車場にあるポールには、産経新聞社、文化放送、ニッポン放送、フジテレビジョンの旗(背景色と社名が異なるだけで、いずれも目玉マークがデザインされたシンプルなもの)が、本美術館の旗とともに掲揚されている(ただしイベント開催時には別の幟を揚げたり、端午の節句の時期にはこいのぼりを揚げるなど、差し替えられることがある)。

利用案内 Edit

  • 最寄駅
    • 箱根登山鉄道鉄道線彫刻の森駅より徒歩2分
  • 開館時間
    • 3月-11月:9時-17時
    • 12月-2月:9時-16時
    • 年中無休、入館は閉館30分前まで可能
  • 入館料
    • 大人1600円
    • 大学生・高校生・シニア(65歳以上)1100円
    • 小中学生800円