1948年開業、1998年に営業終了の旅館。経営母体藤田観光の椿山荘と並ぶフラッグシップであった。長期間の営業効果で、箱根小涌園と言う場合は旅館単体のことを指すことが一般的となったため、現在でも箱根ホテル小涌園の宿泊でありながら旅館跡地にあるユネッサンに向かってしまう利用客や、カーナビがユネッサン側を案内してしまう事例が見受けられる。 旅館内にさまざまな娯楽施設を設け、専属の歌手他エンターテイナーが所属し、施設内からのテレビ番組のショー中継も行われるなど居ながらに観光や娯楽が満たされる手法で高度経済成長期における温泉観光の定番として一世を風靡した。
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